「ママからお金をもらうなんて、なんか申し訳ない気がして…」
これは、ある保育士さんから出てきた言葉です。
でも同じ言葉を、助産師・保健師・看護師など、
子育て支援に携わる有資格者からも、何度となく聞いてきました。
しんどいんですよね、その感覚。
ママたちのために働きたくてこの仕事を選んだのに、
「直接お金をいただく」という壁だけが、どうしても越えられない。
でも、その感覚はどこから来ているんでしょうか。
今日は、私自身の経験と、
BCPの受講生さんたちの声をもとに、
その「引け目」の正体を一緒に考えてみたいと思います。
「お仕事でもらってる給料」と「ママからいただくお金」の違い
保育園や病院・行政機関で働いていると、
毎月お給料をもらいますよね。
でもそれって、「自分の価値」に対してもらっているというより、
「機関・組織に対してもらっている」感覚に近くないですか?
私も最初、ベビーマッサージを始めたとき
参加費を500円しか取れなかったんです。
公民館で無料でやることしか、頭になかった。
「保育園に行けば無料で相談できるのに、
わざわざ私にお金を払ってくれるの?」
みんな、最初はここで迷います。
これは性格の問題でも、謙虚さの問題でもない。
「自分の価値を、自分でまだ信じ切れていない」だけなんです。
専門職だからこそ感じる、独特の引け目
保育・医療・福祉の仕事をしてきた人には
特有の感覚があります。
✔ 「知識を売るなんておこがましい」
→ でも、その知識を得るのにどれだけの年月と費用がかかりましたか?
✔ 「行政の場所で聞けることを、なぜわざわざ有料で?」
→ 行政の場所では「30分で終わらせる対応」しかできない。
あなたが提供できるのは「じっくり向き合う時間」です。
✔ 「ママに負担をかけたくない」
→ その気持ちはすごく優しい。でも、
悩みが深いママほど「お金を払ってでも解決したい」と思っています。
BCPの受講生・Kさん(元保育士・2児のママ)は
こんなふうに言っていました。
「保育園でのお迎え時間だけでは限界があって、
もっとゆっくりお母さんの話を聞きたかった。
でも独立して直接お金をもらうなんて、最初は本当に怖かったです。」
この感覚、あなたにも覚えがありませんか?
「悩みの深さ」と「サービスの価値」が合致したとき
ここで一つ、大事な考え方をお伝えします。
悩みの深さと、提供するサービスの価値が合致したとき、
ママたちは自然と「お願いしたい」と動いてくれます。
ポイントは「悩みの深さ」に合わせた場を用意すること。
たとえば――
- 気軽に来てほしい「ふらっと交流の場」なら参加費500円でも十分
- 発達のことで眠れないほど悩んでいるママへの
「3ヶ月個別サポート」なら、相応の価格設定ができる
この2つを混同しなくていい。
どちらも正解。目的とゴールが違うだけなんです。
【BCPが大切にしていること】
支援を続けるためには、「仕組み」が必要です。
思いだけでは、燃え尽きてしまう。
BCPでは「赤ちゃんの体をゆるめて感覚を育てる」と同じように、
支援者自身が無理なく続けられる仕組みづくりを一緒に考えます。
専門職だからこそ開ける、地域の子育て支援の場
「引け目」を乗り越えた先にどんな未来があるか。
少しだけイメージしてみてください。
▶ 教室・サロン開設
発達のことを根拠を持って伝えられる場所。
「先生、ここに来るとスッキリします」と言ってもらえる場所。
▶ 発達相談
「ハイハイしないけど大丈夫?」
「反り返りが強くて心配」という声に、
骨格・筋肉から根拠を持って答えられる支援者に。
▶ 行政・保育園との連携
地域の子育て支援の一角を民間として担う。
BCPの認定プランナーは、地域貢献の場でも活躍しています。
▶ 保育園・施設への講師派遣
保育士経験を生かして、現場にフィードバックする支援者に。
まとめ:「引け目」は、まだ自分の価値を言葉にできていないサイン
「ママからお金をもらうことへの引け目」は、
あなたが不誠実だからじゃない。
自分が積み上げてきたものを、
まだ言葉にできていないだけです。
専門職として現場で積み上げてきた年数、
ママとして感じてきたリアルな大変さ、
学び続けてきた知識。
それは全部、あなたの「価値」です。
BCPでは、自己分析・言語化から一緒に取り組みます。
「私、こんな価値があったんだ」
と気づいた瞬間に、引け目は、そっと溶けていきます。
「自分のやりたいことを仕事にする第一歩」を
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