「うちの子、ずっと同じ方向しか向かなくて」
「反り返りが強くて、縦抱っこしても落ち着かなくて」
「寝返りする気配がまったくないんですけど、大丈夫ですか?」
健診に行っても「様子を見ましょう」と言われて帰ってくる。
インスタで同じ月齢の子を見て、焦ってしまう。
誰かに相談したいのに、どこに相談すればいいかわからない。
そんなふうにモヤモヤを抱えたままのママが、ある日のレッスンに集まってくれました。
今日は、そのレッスンの様子を少しだけシェアさせてください。
この日のレッスンに来てくれたママたちの悩み
Uさんのお悩み
- 8年ぶりの出産で、思い描いていたものと違って戸惑っている
- 産後からメンタルが不安定で、育児を楽しめない時期があった
- 久しぶりに外に出てみようと、この日勇気を出して来てくれた
Mさん(ハナちゃんのママ)のお悩み
- 向き癖があり、同じ方向しか向かない
- 頭の形が気になっている
- 日中なかなかまとまって眠れない
Tさん(ケンくんのママ)のお悩み
- 反り返りが強く、力みが抜けない
- 寝返り返りができない
- 仰向けに置くとすぐに向きが戻ってしまう
私が見立てたこと・お伝えしたこと
ハナちゃんへのアプローチ
- 向き癖の原因:日常の抱っこや寝かせ方の重心の偏りによる筋緊張の可能性
- 腰・背中・肋骨周りに筋緊張あり
- どの姿勢でもリラックスできる身体づくりが最優先
お伝えしたこと:
- 骨盤ゆらゆら・くるくる体操で腰回りをほぐす
- 横向き姿勢を両方向でできるように練習
- バスタオルなどで支持面を増やし、楽な姿勢をつくる
- 抱っこを反対向きにする日を意識的に設ける
ケンくんへのアプローチ
- 仰向けで力みが強く、背中・足に緊張がある
- 頭を自分で下ろす感覚がまだない
- 追視はできてきているので、それを使ってアプローチできる段階
お伝えしたこと:
- 足上げ・クロス運動でお腹を使う動き方を覚える
- 手のひら・指のマッサージで全身の緊張をほぐす
- 追視しながら横向きを練習し、頭を自分でゆっくり下ろす経験を積む
- 環境設定:メリーや絵本の位置を向かせたい方向に変える
レッスンの様子
ハナちゃんの変化
最初にハナちゃんを仰向けに寝かせると、身体がピンと張った状態でした。
足もお腹も、力が入りっぱなし。
まず「おふねをこいで」の歌を歌いながら骨盤をゆっくり動かし、足をくるくる回す体操から始めました。
「ほら、さっきよりリラックスしてきてるのわかりますか?」
Mさんが「あ、ほんとだ」と驚いた顔をしていました。
そのまま横向きにすると、最初は嫌がっていたハナちゃん。
ほぐしながらゆっくりなでなでを続けると、だんだん力が抜けてきました。
「どの姿勢でもリラックスできる」という状態が、発達の土台になります。
Cカーブに無理やり入れなくても、まず「どこにいても安心できる」感覚を育てることが先です。
向き癖については、こうお伝えしました。
「経験値の差だけなんですよ。この向きが得意になってきているのは、日常の重心の偏りから来ていることが多くて。反対側に乗ることを少しずつ教えてあげれば大丈夫です」
「ひどいですか?」
と心配そうに聞いてくれたMさん。
「全然!本当にひどい子は全然違います。これは日常の姿勢からの寄りですよ」
と伝えると、ほっと息をついていました。
ケンくんの変化
ケンくんは先月より明らかに柔らかくなっていました。
「先月はすごかったんですよ、張りが」
と私が言うと、Tさんも「そうでしたよね」と。
今回の課題は「頭を自分で床に下ろす感覚を覚えること」。
横向きになったとき、頭と床の距離感が怖くて力が入ってしまうのです。
だから、ゆっくり手を添えながら「力を抜いていいよ、自分で下ろせるよ」という経験を積み重ねていきます。
追視ができるようになってきたことも活かして、目でものを追いながら身体が自然についていく動きを練習しました。
「仰向けに置くと絶対こっちを向くんですけど」
というTさんの悩みには、こう答えました。
「コリと力みが抜けない限り、どうしても向きたい方に引っ張られるんです。だからその力みをほぐす方が、向きを無理に変えようとするより改善が早いんです」
ママの心の変化
この日、一番印象的だったのはUさんでした。
8年ぶりの出産。
思っていたより全然うまくいかなくて。
お化粧もできないくらいしんどくて、久しぶりに外に出てみようと、勇気を出して来てくれた。
「すごい。本当にすごいと思う」
と伝えると、ちょっと目に涙が浮かんでいました。
産後のメンタルは、本当に誰でも揺れます。
その日の一歩はとても大きなものだったと思います。
でも同時に、周りのママたちと自分を見比べて、ちょっと苦しくなる部分もあったかもしれない。
外に出ることで楽になれることもあれば、外に出てみてはじめて
「自分だけ違う気がする」
と感じることもある。
そのどちらも、正直な気持ちだと思います。
「なんか気にならんくなってきた」
「前よりはよくなった」
という変化が少しずつ出てきているママたちにも、こう伝えました。
「生きてるだけですごいことだから。何もできなくても、赤ちゃんを育てるってだけでパワーを使ってる。自己嫌悪になる必要ない」
また、この日はみんなで「パパにイライラしてしまう」という話にもなりました。
「なんか出ちゃうんですよね」
「言いたくないのに、一日のストレスを全部ぶつけてしまって」
うん、わかる。
女性はやっぱり話すことでストレスを発散するから、大人と話す時間がないと、どこかに出てしまうんですよね。
「自己嫌悪にならなくていい。みんな一緒だから」
そう伝えると、みんなが少し肩の力を抜いてくれたのがわかりました。
結果・変化のまとめ
- ハナちゃん:レッスン中に全身の力みがほぐれ、横向きでもリラックスできる姿勢を経験。
- ケンくん:先月より明らかに柔らかくなっており、横向きでのリラックスができてきた。
- Uさん:しんどい中でも勇気を出して一歩踏み出してくれた。同じ悩みを持つ人たちと話す時間が持てた。
- ママたち:「一人じゃない」「みんな同じなんだ」という安心感が生まれた。
身体の変化は一度のレッスンで完成するわけではありません。
でも、
「何をすればいいかわかった」
「家でやってみよう」
という気持ちが生まれることが、最初の大切な一歩です。
まとめ
向き癖、反り返り、寝返りしない。
それらは、単発の問題ではなく、身体の発達の土台から見ていくことで変わっていきます。
そして、赤ちゃんの身体と同じくらい、ママの心も大切にしたい。
「私の育て方が悪かったのかな」
「なんでうちの子だけ」
そう思っているママほど、一度相談に来てほしいのです。
haruのレッスンは、答えを教える場所ではなく、ママが「大丈夫だ」と思える場所でありたいと思っています。
ご相談・レッスンについて
▼ 3ヶ月サポートの詳細はこちら
赤ちゃんの発達を継続的にサポートする3ヶ月プログラムです。
レッスン詳細はこちら
▼ まずは無料相談から
LINE登録者限定・月3名のみ
30分無料相談を行っています。
「相談するほどでもないかな…」
と思っているくらいのお悩みでも、ぜひどうぞ。
無料相談の申し込みはこちら(LINE登録)



